ついに、“想い咲き”を完結させることができました。
何だか放心状態ですので、上手く後書きが書けるかどうか心配です。
書きたいことは山ほどあるので、ごちゃごちゃとすると思います。
が、頑張って書きますので、此処まで来てくださった方はどうぞお付き合いくださいませ。
まず、やはり更新期間のことでしょうか。
8月10日〜8月20日でした。
8月10日は勿論、この長編夢のお相手である高杉さんの誕生日です。
この話、桜が一つのキーワードとして出ています。
それはこのネタを深く考え始めたのが春だったからです。
始めは、書こうか書かないか迷っていました。
が、丁度夏休みの間に高杉さんの誕生日があったので、それに便乗しようと思ったのです。
今まで長編を書き出しても、続きを書けずうだうだとして結局完結させることができませんでした。
だから、もういっそのこと更新期間を決めてしまおうということになりました。
そうして、完結の日を8月20日にして全11話を書くことに決定しました。
8月20日は知っている人は知っていると思いますが、史実の高杉晋作の誕生日です。
私は高杉晋作さんも好きです。
無論、銀魂の高杉をきっかけに好きになったのですが。
それでも、色々史実を調べるうちに高杉晋作さん自体好きになりました。
“想い咲き”の最後も、維新前に結核で亡くなったという史実を参考にしました。
(参考にしたというのは少し感じが違うかもしれない…が、他に言葉が思いつかない)
高杉さんたちの師である松陽先生の死も同じく史実の吉田松陰先生を参考にしました。
まだ原作で顔も見せていない松陽先生のキャラは捏造したくないと思っていました。
ネタを練るときは原作に忠実というコンセプトで、原作のイメージというものを壊したくなかったのです。
男か女かもわからない(多分、男だと思うけど)、喋り方もわからないので台詞もなしにしました。
初め、ヒロインを松陽先生の養子にしようと思ってましたが止めました。
連載した通り、松陽先生はヒロインの、戸籍の繋がりはない育て親です。
どうしてそうしたかというと、史実の吉田松陰先生のことを考えてみたからです。
この長編夢を書く前、私は司馬遼太郎先生の『世に棲む日日』を読みました。
(ちなみに、この長編夢を書くためではなく、夏休み課題の読書感想文を書くためです(苦笑))
全4巻で、前半が吉田松陽先生、後半が高杉晋作さんの人生を綴った小説です。
吉田松陰先生は己の思想のためなら死をも恐れなかったそうです。
また、人の良いところしか見ない、人を信じやすい質だそうで、やはり優しい人なのだと私は思いました。
銀魂の作者である空知先生も少々史実を参考にしていると思うわけでありまして。
松陽先生なら自分にもし何かがあったときヒロインに危険が及ばないようにするだろうと思いました。
だから、育て親ではあっても直接ヒロインと関わりはないようにするだろう、ということです。
話は変わって、“想い咲き”で高杉さんが受け継ぐと言った松陽先生の意志のことについて。
先程言った原作に忠実というコンセプト上、それは書きませんでした。
というよりは、書けませんでした、のほうが正しいです。
史実を基に松陽先生の意志について考えたのですが無理でした。
銀魂と史実とでは舞台の状況も人物の実態も全く違って、どうも有耶無耶になってしまうのです。
ちなみに吉田松陰先生の思想というのは勿論、尊皇攘夷です。
ただ、吉田松陰先生が掲げた攘夷というのは私が思っていたものと違っていました。
日本の領土に踏み込んでくる外国人たちを単に毛嫌いしたのではなく、むしろ心持は逆でした。
彼は技術などが発展している外国を尊敬して憧れていました。
そんな強国が相手では幕府率いる日本は勝てないと彼はわかっていたのです。
だから、外国を相手にする前にまず自国がもっと強くならなければならないと彼は説いたわけです。
そのために外国を実際に見て学びたいと彼は密航を企てたけれど失敗。
その後、自らその罪に名乗りを上げ(本当に正直な方だ!)捕まり、入獄。
出獄した後は藩の命で自宅謹慎、後に高杉晋作さんも入門する松下村塾を始めるに至ったわけです。
…余談でした、申し訳ございません。
(しかも、もしかしたら間違いがあるかもしれない(あってもお気にせず、お願いします(汗))
そんなこんなで、“想い咲き”のことについてへ戻りますが。
晋作さんは松陰先生の思想を継いだので、きっと高杉さんも松陽先生の意志を継いだのだろうと。
だから銀さんたちと共に攘夷戦争に参戦したのでしょう。
攘夷側の敗北で終わり、今現在(本誌)はただ世界を壊すことだけ考えてるようですが。
その移り変わりと包帯で隠す左眼のことを“想い咲き”ではヒロインをきっかけ(?)にしました。
(本当はあまりそういうことをそうしたくはなかったのですが、原作に忠実のコンセプト上)
最後、まったくもって勝手な終わり方をさせてしまいました。
が、この終わり方はネタを考えていた当初から決めていたことでした。
もし本当にこういうヒロインがいたら、原作ではどう描かれるだろう。
そういった妄想をいつも頭の中で思い浮かべているので(言っちゃった!)
この妄想(もうネタとは言わない)に関しては本当によく熟考しました。
けれど、やはり私の文は未熟なもので中々書き続けることができませんでした。
7月から既に書き始めていたのですが、いつものようにのそのそと。
サイトを開設した時点でストックは何話かあったのですが、すぐに切れましたね。
そのせいで、最初0時過ぎ頃に更新していたのが後半、急に遅れて。
“神様、ごめんなさい”なんか23時過ぎ、その日ギリギリというハメになってしまいました。
それでも何とか一日一話更新をすることはできました。
しかも、完結を前にカウンターが1000を超えたので(超えるとは思ってなかった)何だか達成感があります。
あ、ちなみにどうして最後の中心人物を高杉さんでもなくヒロインでもなく土方さんにしたのか。
ヒロインにふられた土方さんが憐れだから、ということではありません(いえ、本当に)
高杉さんとヒロインの旅立ちを第三者からの視点で、というのが頭に浮かびまして。
下手に高杉さんかヒロインの心情を描くよりもいいかもしれないと思ったからです。
ヒロインと真選組の別れは書きたいと思っていたので、土方さんでということになりました。
そういえば、これも詳しくは書きませんでしたが銀さんの幼少について。
原作でもはっきりしていないので、とりあえず両親不在で松陽先生のもとで暮らしていたことにしました。
なので、銀さんはヒロインの兄貴分に(気に入ってます、この設定)
思えば、頭に思い浮かべたことで書いてないことも結構あります。
そうしたところを今後、短編か何かで(番外編?)で書けたらいいなと思っています。
あと、高杉さんとヒロインのその後のことも。
いつになるかわかりません…というか、本当に書くかどうかもわかりませんが。
ただ、書くとしたならばきっと9月を過ぎてからです。
何といっても私には就職試験がありますので、そちらに全力投球しなければ。
明日は就職の校内選考!(ホント、ドキドキもんです)
ということで、“想い咲き”はひとまず完結とさせて頂きます。
“想い咲き”を読んで下さって、本当にありがとうございました。
(そして、こんなに長ったらしい後書きまで読んで下さって、ありがとうございます!)
2006年8月20日 hana
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